登録支援員実習3日目(その2) 自宅訪問2回目で少し慣れたかな

 月に2度の自宅訪問。 今回で2回目。 前回同様、先任生活支援員と担当相談員に同行。
あなた方は誰? 何の御用? 認知症とは聞いてはいたが、やはりちょっと驚く。 でも元気なものだ。 気配りも忘れない。 直にクーラーを入れてくれた。 何回か通ううちに、名前は無理でも顔は思い出してくれるだろう。 次回からは自分で作業できるように、先任支援員の手順を必死に覚える。 掛け時計の電池が切れていた。 電池の購入は生活支援員の仕事ではない。 ヘルパーなどに頼むことになるだろ。 都の新任生活支援員の集合研修では、電球の交換をしてはいけないと教わった。 何か杓子定規な感じもするが、本来やるべきところが(なければそれを手配して)やらないと、仕組みとして長続きしない、ということらしい。 ちょっと考えさせられた。
 事務所に戻って、報告書をパソコンで作成。 前任者の報告書を真似て何とか完成。  今月の2回の訪問で、利用者の様子の基準を自分なりに掴んだので、今後はその後の変化を注意深く観察・記載していくことになる。 自分の感情を交えず、事実を淡々と記載するのがコツ、だそうだ。
 それにしても、炎天下、自転車で利用者宅を訪問するのは辛い。 普通は、利用者は節約の為にクーラーをつけないことが多いので、夏場の自宅訪問は炎熱地獄のようだとか・・・。 冬はどうなるのだろう・・・。 暴風の日は・・・。  甘い! 渇!

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登録支援員実習3日目(その1) 高機能自閉症とは?

いつものように、朝一番に、当日の予定と昨日の報告でグループ内の情報共有。
その席で、発達障害者の話題が出た。 発達障害とは? 初耳かな? 早速、相談員に質問。
発達障害者は、見た目は健常者と同じ。 従って、派遣社員の面接などは受かる。 だが、働いてみると、やはり何かがおかしい。 そして派遣ギリ。 本人は自身を障害者とは思っていないので、悩む。  何かが未発達なので、発達障害ということ。
 発達障害は、高機能自閉症やアスペルガー症候群とも言われる。 では高機能自閉症とは? 高機能とは、IQ70以上ということ。 自閉症は、かなり障害がハッキリしているが、高機能自閉症は、健常者との違いがハッキリしていない、自閉症のこと。
 因みに、自閉症は良く聞く言葉だが、いままで「引きこもり」のことと勘違いしていた。 何となく言葉が似ていませんか。  ああ勘違い・・でした。

 高機能自閉症の特徴は、社会性、コミュニケーション、想像力の3点に障害があるのが特徴。 原因が特定されているわけでなく、行動特徴と発達暦から診断する。  ちょっと変わった人は、普通にも沢山いる。 その中から、どう診断するかだ。 健常者だって、千差万別。 自閉症の症状も千差万別なので、非常に診断が難しいそうだ。 それでも、患者は100人に1人の確率。 かなり多いといえる。 私も、ボランティアで、小学生を教えているが、説明にあるような個々の症状は幾らでもある。 が3点セットの観点からは、違うかな・・・大体。
 社会支援員として、週1度のグループミーティングでは、非常に生々しい話で勉強になる。 これからは、少し変わった人を見たら、高機能自閉症の可能性を考えることも必要か?  昔と違って、病気だと分かれば、治療の方法や対応方法があるそうなので。
 あなたの周りにいるかもしれませんよ。 高機能自閉症の方が・・・。  自分は大丈夫だろうな・・・・。

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民生委員7月度第2地区定例会に出席

女性の数に圧倒される。 出席者20名の内、男性は2名(60代)。 都市部では男性の民生委員も多いと聞くが、西東京市は女性(年齢的にある程度ばらついている)の天下。 男女のバランスが取れたほうが自然なのだが・・・。 この女性世界で上手く活動できるか、不安!
会議には初見参なので、一応、冒頭で、簡単に挨拶(名前だけ)。 取り合えず、後は、様子見のだんまりを決め込んだ。 女性陣の中でも、発言する人は限られているが、全体的には、活発な議論。
議事は、関係機関・団体からの依頼連絡事項から開始。 市役所の高齢者支援課高齢者サービス係から入浴権の配布と敬老金の配布についての依頼。 担当地区には入浴券を希望する人がいないので、配布はしなくて済んだ。 敬老金は、77歳、88歳、100歳の人が対象。 昔は70歳以上全員が対象だったそうだが、今は少ないので、たいした数ではないらしい。9月初めは少し民生委員らしい仕事になりそう。
その後、市役所健康課保険係、生活福祉課調整係、社会福祉協議会からの依頼や連絡事項。 社協からの共同募金の協力依頼への対応が困りそう。 共同募金の趣旨には賛成だが、今は多様な募金方法があり、自治会や町会を経由する募金方法には、違和感を持つ人が多くなっている。 私の担当地区は自治会も町会もないので、どのように募金活動をするのか見当が付かない。協力は任意なので、今回はパスにしたい。

次に会長報告。区市町村会長会報告(東京都福祉保険局関係)と常任協議会報告(都民連関係)を拝聴。 随分様々な活動をしているようだ。
もっと民生委員・児童委員をPRしようという普及・啓発事業の紹介があった。 地域住民にとって、民生児童委員が「頼りになる」「必要な」存在として認識されるよう訴求力のある魅力的なPR活動をしようというもの。 確かにPRも必要だろうが、その前に「本当に必要ならわざわざPRする必要もないのでは?」という疑問も湧く。
「高齢者の消費者トラブル見守りガイドブック」の配布について、議論が白熱した。 良い資料だが、「原本は事務局に保管」では、役に立たない。民生委員全員に配る必要がある、というもの。 確かにそうだ! ということになり、次回には配布されることになった。
ついでに、矛先は西東京市消費者センター(実際は国民生活センター)が発行する小冊子「くらしの豆知識」に及んだ。 これまた非常に役に立つ資料だが、倉庫に在庫の山を築いている。 配布するように要求してもなかなか出さない。 どうも大声を出さないと出て来ないらしい。 困ったものだ。 但し、私が読んだ限りでは(斜め読みだが)、内容がとっつき難い。 誰にでも配って良いというものではない。 タダで配っても宝の持ち腐れになりかねない。(在庫の山より良いかもしれないが)

協議事項として、市長との懇談会の話がでた。 10月の定例会を1時間で切り上げて、1時間強の時間での懇談。 市長の時間のやりくりができるか市役所側で調整となった。 民生委員は市役所側からも大切にされているようだ。
民生委員の全員の改選が12月にある。市役所側が、欠員になりそうな地区に関して、学校関係団体に、民生委員募集のチラシを配ったらしい。 チラシ配布の趣旨が明確でなかったり、誤解されたりしているようなので、その釈明を市役所に求めることになった。(迫力ある追求で市役所側もタジタジ)

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登録生活支援員としての実習2日目(その3) 精神保健福祉連絡会へ参加

精神保健福祉連絡会に出席する担当相談員に同行。 漢字が並んだとっつきにくそうな集まり。 この連絡会は、行政、社協、福祉サービス提供事業者など、西東京市の関連15団体が参加。 毎月一度、相互交流(親睦)と共同学習(相互理解)が目的。 多摩小平保健所で開催。

最初の?は、何故、多摩小平保健所?  西東京市じゃないの? 保健所が関係するの? そういえば、私の日常生活では保健所とは全く関係ない。  昔は野犬狩り、 今は、食中毒の監督機関として名前を聞く程度。  色々疑問が湧く。
インターネットで調べると、保健所は、地域保健の専門的・広域的な拠点。『保健センター』が1次予防を中心とするのに対して、『保健所』では2次予防にかかわる保健サービスを提供、だそうだ。 精神保健福祉も業務の一つとのこと。 しかし保健所内のパンフレットを見ると、殆どエイズ・HIV関連のみ。
小平保健所の管轄は、小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市の五市(北多摩北部と言うらしい)。 近年では市町村保健センター、福祉事務所などと統合され、その数は減少している。 多摩小平保健所の場所は、花小金井駅の北側。 西東京市とは道路を隔てたて隣接地。

精神保健福祉の領域では、いわゆる社会的入院患者による医療費の増大が問題になっている。 精神科病院に入院している精神障害者のうち,症状が安定しており,受入れ条件が整えば退院可能な者に対し,活動の場を与え,退院のための訓練を行うことにより,精神障害者の社会的自立を促進する、という退院促進事業が進められている。
受け入れ条件とは、地域の受け皿(住居、就労・活動の場等)の整備。 退院の前に、個々の患者に対して受け皿の準備状況など退院計画書を作成する必要がある。

この退院促進事業を進めるために、西東京市の精神保健福祉の関連団体では何ができるか、が本年度の共同学習のテーマ。 実際にありうるケースについて、各団体の立場から、どんな支援ができるかを報告し、全体を取りまとめる予定だそうだ。

事例は、かなり特殊のように思われたが、ひょっとするとよくあるケースかもしれない。
隣接市の病院から、当市のグループホームへ退院してきたが、受け入れ体制が整っていなくて、苦労したという事例がベースになっている。 本人が希望した退院ではあるが、本人は、不慣れ(見知らぬ)で、友人知人もいない環境に、放り出された感じがするようだ。 生活保護は隣接市が支給しており、当市役所としてはどうやら動き難い状況らしい。 就労支援も60代後半の年齢を考えると実質不可能に近い。 隣市の病院が、受け皿もないのに、よく退院させたものだ、との愚痴も出ていた。
退院促進事業の難しさは従来から指摘されていたが、なかなか適当な支援方法はなさそうだ。 それでも関係団体間の連携で総合的な対策を考えるしかない。
普段は、全く関知していない領域だが、大勢の若い人が熱心に取り組んでいることが分かり、心強く感じた。 また、福祉関係の予算が大きく膨れ上がる現実も肌で感じることができた。
毎度だが、勉強になりました。

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過去の投稿記事を破壊。再入力。「向こう傷」と解釈

このHP(ブログ)は、Wordpressという、世界的に有名は、オープンソースを利用している。このWordpressの基盤となる仕組みに対して、世界中の開発者が、機能拡張を行い、部品として提供している。 その一環として、投稿記事を書く機能を強化した部品を試行してみた。
 その際、過去の投稿記事を読み出し(参考としようと思ったのでしょう)、うっかりと、その記事の上に、新しい記事を上書きし、新しい記事として投稿してしまった。 魔がさしたとしか言いようがない。一瞬の隙だった。(ボケではない!)
 前進しようとすれば、トラブルも起こりうる。 何もしなければ平安だ。 一週間前の投稿記事を思い出し、再入力するのは、頭の体操には最適だ、と思うことにしよう。 向こう傷は、名誉の証。 クヨクヨしても始まらない。
 それにしても、データバックアップを怠っていた。 災害は忘れたことにやってくる。 気をつけよう。

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