人権侵害のシンボル国立ハンセン病資料館を訪問(10月21日)

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こんな人権侵害が許されていたのか!ある程度の知識は持っていたが、体験者から直接聞くとその悲惨さに心が痛む。何故このような悲劇が正されないまま、長い間放置されてきたのか。医者の怠慢、国民の無知もあるが、最大の原因は国(官僚)の無謬性神話と無作為のようだ。 (余り官僚のせいにはしたくないが、)典型的な例としか言いようがない。現在問題となっている、精神障害者の社会的入院とも通じる人権侵害と根っこは同じ。日本の人権侵害と隠蔽体質も変わらない。
ちょっと意外だったのは、本来この人権侵害に真っ先に抗議すべき正義の味方の弁護士会が、長らく見て見ぬふりをしていたこと。最後の段階では本来の姿を示したが、何故だろうか?
今回訪問した国立ハンセン病資料館は東村山市の全生園にある。現在260名の元患者が生活している。平均年齢82歳。もう暫くすると施設としての役割を終え、「人権の森」として、その想いを未来に残し伝えることになるそうだ。
尚、今回の平成23年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第4ブロック研修会は東村山市が担当でしたが、挨拶した議長、会長、教育長さんは、皆、研修会の名前を言い難そうで、ちょっと笑えました。

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